国士舘大学・松浦ゼミと共同で「広島県立廿日市特別支援学校・授業見学&交流会」実施

 2025年9月5日(金)、国士舘大学・松浦先生のゼミ生で教員志望学生の皆さんと、スポーツ健康福祉学科で教員やアダプテッドスポーツを学ぶ学生と「広島県立廿日市特別支援学校・授業見学&交流会」を実施しました。当日は、広島県立廿日市特別支援学校の校長先生から「特別支援教育の理解と特別支援学校教員への期待」についてご講演いただいたのち、午前・午後と「自立活動の指導」の授業見学会を実施しました。特別支援学校・小学部・中学部・高等部の順で校内見学もさせていただき、大変貴重な学びの場となりました。翌日は、広島文化学園大学はなまるキッズに国士舘大学の学生も参加し、アダプテッド・スポーツ教室の実際を学び合いました。参加した学生コメントをご紹介します。

 


 今回、廿日市特別支援学校に行って授業を見学することができ、将来の夢に向かってまた1歩前進したと感じました。加地先生の授業を見ていたら自分には出来ないと思い自信をなくしてしまいましたが、それを加地先生に伝えたら「これができて当たり前と思わないこと」「児童生徒の実態把握と経験が大切」等とアドバイスをいただきました。授業では実際に障害のある児童生徒のストレッチや運動支援や、昼には給食指導の様子など、初めて見ることばかりで本当に勉強になりました。どんなことが大変なのか、どんなことに気をつけているのか、児童生徒とどう向き合って過ごしているのか等、これまで知らなかったことをたくさん勉強できました。私はまだまだ何も出来ないし、知識もないけれど、これからもまだまだ頑張って特別支援の魅力をいろいろな人に伝えられらるように頑張りたいと思いました。そして立派な特別支援学校の先生になりたいです!
 スポーツ健康福祉学科1年・國近小桃(出身校:進徳女子高等学校)



 廿日市特別支援学校での授業見学や校内見学を通して、貴重な経験をさせていただきました。特に、加地先生の「自立活動の指導」では、児童生徒一人一人の課題に応じて支援内容が工夫されており、同じ活動であっても個別に寄り添う大切さを学びました。給食の時間も単なる食事ではなく、学びの場であることを知り、食材の形状や食器に工夫がされている点に深い配慮を感じました。また、他大学の教員を志す学生との学び合いと交流の場がもてたことは、とても楽しく充実した時間となり、学生生活の素敵な思い出にもなりました。今回の国士舘大学との授業見学&交流会への参加を通じて、特別支援学校で働く具体的なイメージを持つことができ、改めて将来この道を志したいという思いが強まりました。
 スポーツ健康福祉学科4年・武田文華(出身校:加計高等学校芸北分校)