広島市皆賀園で「アダプテッド・スポーツ体験会」実施!

2024年2月2日、広島市皆賀園で「アダプテッド・スポーツ体験会」を実施しました!広島市皆賀園は、療育手帳又は精神保健福祉手帳、身体障害者手帳を所持している18歳以上の方が就労支援や生活介護を受けられる施設です。
今回のアダプテッド・スポーツ体験会は、広島市皆賀園の職員として勤務されている、広島文化学園大学・人間健康学部・スポーツ健康福祉学科を卒業された1期生の長谷川遥菜さんが、「知的障害のある18歳以上の施設利用者の方々にもスポーツを楽しんでもらいたい」という想いから、加地先生に相談したことから実現しました。長谷川さんは、在学中に、はなまるキッズで活動されていました。今回私たち学生は、長谷川さんの利用者さんとの関わり方、話し方を間近で見させていただき、とても勉強になりました!
ボランティアとして参加したのは、HBG重度・重複障害児スポ・レク活動教室「はなまるキッズ」のボランティア支援者が9名、スポーツ健康福祉学科の学生が12名でした。当日のアダプテッド・スポーツ体験会は、スクーターボード運動、マットローラー運動、ハンモックなど、日頃、障害児者を対象に実施されているHBGはなまるキッズの活動内容に加え、今回は集団で楽しめる活動も実施したいという施設からの要望でシッティングバレーボールも取り入れてみました。シッティングバレーボールは、椅子に座った状態でプレーし、ボールはゆっくりとした動きになる風船タイプを使用しました。実際の活動は、皆賀園の施設内にあるホールや和室など複数の場所で全ての活動が体験できるよう工夫しました。
実施後のアンケート調査では、「障害のある成人の方を対象の活動で、一緒に楽しめた」「笑顔が見られた」「いろんな人と仲良くなれた」「利用者がとても喜んでいた」「とても楽しかった」などの声が寄せられました。今後も、地域で暮らす障害児者を対象としたアダプテッド・スポーツの取り組みをもっと充実させていきたいと思っています!

スポーツ健康福祉学科・3年 佐々木愛歩(出身校:山口県早鞆高等学校)